映画「バイオハザードII アポカリプス」を観て

早速、試写会で見てきました。監督がポール・アンダーソンから新鋭監督に変更した上に上映時間が91分と短いので危惧していたのですが・・・・。実際はどうだったのでしょうか?
・・・満足しました。前作のバリバリのホラー映画から、SFアクション大作に変貌しましたが元々のゲームからしてこういった感じでしたので全く問題在りませんでした。
前作を知らなくても説明在りといった親切な作り(忘れている向け?)。そしてなるべく血や肉片を見せずにオリジナルのテイストを見せるための努力が為されており一般人OKの仕上がりになっていました。
それでいながら、それなりの予算が投入されているようで特殊部隊との隊員とゾンビとの市街戦も用意されていて満足できる作りとなってしました。
見所は何と言っても圧倒的に強くなった主人公=アリスに尽きます。
蹴る!突く!殴る!走る!撃つ!圧倒的な身体能力が備わった彼女のアクションは爽快感に溢れていました。二丁拳銃も彼女の手にかかればスタイルでは無くて納得の描写に思えます。
後半の展開は、SF映画に変貌していくと同時に悲壮感も消えてしまいます。しかしジェットコースタームービーが見たい方にも。そしてゾンビ映画が見たい方にも満足出来る仕上がりとなっていました。
双方が共に納得できそうな着地点を見出した作りに思わず納得しました。
それでいて本作品は、B級映画テイストで作り上げてしまっている辺りが個人的に好きになった一番の理由ではありますが・・・。
因みに試写会場だったホールは満員でした。更に興味深いのは前作もそうでしたが参加者の多くが若い女性だったことです。
http://www.sonypictures.jp/movies/residentevilapocalypse/