機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第一話=怒れる瞳

・・・台風が関東地方に来ています。L字型放映決定的(泣)。「ニュースの森」が一時間も早く放映している。DESTINY本当に放映するのか?
(追補)無事放映されました。L字でしたが・・・。基本的に密度濃いです。
OP前のオーブ戦におけるシンの家族が直撃を受けて吹っ飛ぶ場面が出色。フリーダムと三馬鹿とのバトルの足下で行われたという設定が細かい(妹のマユの手だけが転がっているカットはよくやった)。
前作から漂っていた悲しさや侘びしさはこの部分のみで基本的に他の場面からは払拭されている。それによって出てきたのが「理想と現実」の中で揺れる心だ。
戦わなければそれに越したことはない。だが目の前に戦う者が出てくれば銃を取らざるをえない。
理想だけでは生きてはいけない。ナチュラルもコーディネーターも互いを信用していない状況下では、カガリアスラン。そしてキラの願いさえ掻き消されてしまうのだ。だから戦いは終わることは無い。
いや果てしない新たな戦いは今始まったばかりなのだ。基本的には前作よりも玄人向け。敢えて前作を見ている人を対象にしている作りだ。
それでもメインキャラの交代。新旧のモビルスーツの登場を交えてふんだんに仕掛けを見せてくる。それが良い。
ギルバード議長が影の主役であるのは池田秀一を配したことからもそう読みとるのが妥当だろう。
遺伝子が設定上絡んでいるためか、どうしても旧作のガンダムのイメージから離れることは出来ないが前作のザラ議長の怨念が断ち切られているのは興味深かった。
それにしてもインパルスの二刀ソードが合体して長刀になるのは迫力だった。力業の作画がなかなかナイスだった。流石だな。続きが早く見たい。
(追補2)
L字では無いMBS版を見て納得。内容も作画も密度が濃いのでL字では駄目だ。特にOP見ていてそう感じた。
ちなみに明らかに浮いていたように見えたアイキャッチは,米たにヨシトモ氏と木村貴宏氏。米たに氏参加していたのか(むむ。
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