DCSS 〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜 あれから2年…

前作は宮崎なぎさ監督による計算された秀作でした(第16話からの本論は必見)。そのスタッフから一新して制作された第二弾です。
漫画調だったキャラがリアルなキャラへと変化しただけで無くて背景の書き込みもされているのでまるで別作品に思えました。
主人公の顔立ちの変化はかなり大きく誰だか分からないほど。白河ことりなどは面長に思えるくらいでゲームとも前作のアニメとも違う独特な絵柄です。
透明感のある音楽や世界の空気を描出しようという手法は既存の萌え作品との差別化を狙っているようでもありました。
その割には展開自体はギャグなのかそれともマジなのか分からない部分が多くて戸惑いました。作画がリアルになった分、バナナネタは引きましたし、お風呂の場面など本当に必要なのか疑問です。
それでも何とか踏みとどまっている印象はあるので取りあえず見ていく予定です。
音夢やさくらが登場しない世界など筆者には「ダ・カーポ」では無いのだが・・・。特にさくらはお気に入りだったので再び出してくれ。
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