地球で最後の男 DARK HEAVEN

4年くらい前に見たのだが不意に思い出したので記しておく。検索しても糞映画という評しか存在しない作品である。
宗教色が強い上に主人公と同じように何も分からずに世界に放り出されてしまう。そのため理解を深めるのに脳内補完を必要とする作品である。
だが何処かで引っかかってしまったようで未だに脳裏から追い出すことが適わない。
それはサイレントヒルを思い起こさせる世界観のためか?それとも主人公の持つ閉塞感だったりするのか?
よく分からないがその辺に答えはあるのかもしれない。
この場で記しておきたかったのはラストシーンで主人公が辿り着いてしまう彼方にある孤独の表現だ。
主人公の絶望は深く最終的に辿り着いてしまうのは正に「闇」なのだが、それが唐突な演出手法にせよ何とかやろうとした点だ。
それが見る者に伝わるかは別にして・・・。
まぁ人様にお勧め出来る完成度では無いのでB級作品を嗜好として好む層にしか需要は無いのは確かである。