第三回 日本オタク大賞をやっと観る。

今年の元旦にMONDO21で放映され録画しておいた日本オタク大賞(前後編)をやっと観た。昨年の第二回は、非常に盛り上がった感があったが今回は地味な上に退屈な時間だった。
参加した審査員が仕事に影響が出るのを意識的に避けて奥歯に物が挟まった言い方が多いのもストレスが溜まった。
それよりも気になったのは審査員がすでに大量の作品を追うことが出来ていないことだ。
物理的に不可能なのは分かるが大賞に推した「ガンダムSEED」さえ見ていないのでは話にならない。更にゲーム視点が全く欠如しているのもよく分からない。
萌え一つを語るにしても接点が無い状態なので既に購買層との齟齬は明らかに大きい。
番組的に2003年を象徴する作品が「キル・ビル」と「ガンダムSEED」というのは当たり前すぎて面白くない。アニメにしても東芝RD制作者である片岡氏が推した「キノの旅」が印象が残ったくらいか。