古河早苗篇

古河塾の子供たちのエピソードがそれに当たります。本編では簡単にしか出てこないので接点は薄いです(旦那の野球の方がインパクトがあったりする)。そのため飽くまで早苗さんの思いのみを切り取った印象です。珍しくわがままを言う早苗さんの決断がそれでしょう。しかし明確な欠点があります。早苗さんの行為が塾を新設する教え子並びに子供たちの両親に迷惑をかけてしまったことです。
あの場での子供たちの賛同で全てを決めてしまうという力業では無く、まず教え子(すまん。名前忘れた)に詫びた上で自分の気持ちを伝えるのが普通では無いでしょうか?
おそらく滅多にそういった発言をしない早苗さんが自分の気持ちを吐露したことに周りが驚いた。
その上で彼女のこれまでの人格者たる行為故に素直に認められたという論法なのでしょうが、綺麗にまとめすぎな点が気になりました。
(続く)