ツバサ・クロニクル 第一話 必然のデアイ

淡泊な印象なのは原作からして漂っているわけで本作品がどうこうという事ではない。
監督である真下耕一氏の作りもいつも通りと言えばそうなので,取り立てて肯定したり否定するものでもなかったりする。
「さくら」に関してはDVDやビデオCDで全話集めたりした過去もあるが,個人的には「CCさくら」という作品が好きなのであってキャラ萌えとは少し違っていた。
さくらグッズを集めたり「封印解除!(レリーズ)」とか言って遊ぶことも無かった。それでも人並みにさくらというキャラクターの大きさは分かっている。
だから設定上,既に完成している本作品のさくらには興味は無いし,スタッフも物語優先でそういった萌え要素は漂う程度で処理している。それ故に満足度は低いのではないかという疑念もある。
声優が一新したのも影響しているかもしれないが,実際にオンエアされた姿は予想された通りの物語を主としたオーソドックスなスタイルであった。
(追補)坂本真綾のED『ループ』がいいな。
http://www3.nhk.or.jp/anime/tsubasa/