リトルバスターズ!エクスタシー Refrain

リトルバスターズEND(一回目)まで辿り着きました。
世界の秘密。棗恭介の涙。鈴と理樹に対する仲間たちの想い。これらが複雑に絡み合って主人公は弱さを越えていく というのが物語の趣旨。
いつも通りと言えばいつも通りとも言えるkey作品。
見たかったのは辛い現実を乗り越えて生きていく理樹と鈴の物語。そのために作られた世界であり、前振りで無かったのか?
仲間たちとの別れの場面が心に浸みる意味とはそうでは無かったのか?
強くなった理樹と鈴はリトルバスターズが誰欠けることなく続いていくをことを願い、それを実現させる未来を引き寄せていく。
無かったはずの先に辿り着くことによって理樹と鈴の願いは適えられ世界は再構築されていく。
記憶と想いも曖昧となり理樹が望んだ強くて皆を楽しませてくれる恭介がその姿を現す。
・・・何というかこれまで作り上げてきた全てを否定したかのようなエンディングを見て此処は自分の居場所では無いと再認識しました。
クラナドの真エンディングを見た時にも分かっていたはずなのに。また過ちを犯してしまった気分です。
緑川光こと棗恭介のために作られた作品であり、女性層を取り込むための仕掛けが積極的になされている。
それ故に強烈な個性を持っているのが実は男性キャラになってしまっているという何とも皮肉な結果には失笑せざるをえない。
それとライターの都乃河勇人氏って麻枝准氏のペンネームでは無いでしょうか?
来ヶ谷唯湖シナリオってそのまま麻枝節が炸裂しているのですが・・・。